日本の歴史を勉強するうえで重要なキーポイントになるのは大化の改新ではないでしょうか?天皇家と言うのは、初代神武天皇から続いていましたが、豪族の蘇我氏が実権を握るようになり天皇が政治の実権を握れない状態になっていました。
蘇我氏の横暴と見る人が多いようですね。それを、止めたのが中臣鎌足と中大兄皇子の二人だったりして、ちょっとしたヒーローだと思っている人も多いのではないでしょうか?
いくつか謎があるのですが、蘇我氏が強大な力を誇っているのであれば、蘇我氏の息のかかった人などいくらでもいたはずです。
それが、蘇我入鹿一人を暗殺しただけで、一族を滅ぼすのは大変だったのではないかと思うのです。本当に強大な力を誇っていたかどうかも疑問に感じました。
次に、中大兄皇子あたりは、のちに天智天皇になるなど活躍した印象がありますが、資料的には公共事業ばかりして評判がわるかった説もあります。
無意味な建物などを立てすぎてしまった気もするのです。さらに、白村江の戦いでは唐と新羅連合軍に大敗を喫してしまい都も近江に遷都した位です。
その後、新羅と唐の連合軍が日本に攻めてこなかったのは助かったと言うべきなのかも知れません。
そして、天智天皇が無くなると子供の大友皇子と弟とされる大海皇子の戦いになります。
この時に、なぜか近江朝の精鋭を率いたはずの大友皇子が破れ、軍隊を持たずに美濃に行きそこから軍勢を集めた大海皇子が勝ちました。
そして、天武天皇が誕生したわけです。この大化の改新から壬申の乱までのいきさつには、謎がすごく多いかと思いました。なぜ、強大な力を誇ったはずの蘇我氏が簡単に滅んだのか?
壬申の乱でなぜ、天武天皇は勝利を収めることが出来たのか?この辺りはすごく謎ですね。
他にも、中臣鎌足は渡来人なのか?など謎が非常に多いと言えます。
事実は当事者とかでないと分かりませんね。人に言えないことをやっていた可能性もあるので、隠しておきたいこともあるのかも知れません。